運命の6月20日
2015/06/20 (Sat)
6月20日。
今日はハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵の命日(1810年6月20日没)。

そして国王ルイ16世一家のヴァレンヌ逃亡事件決行の日(1791年6月20日)。


フランス革命によりヴェルサイユ宮殿からパリのテュイルリー宮殿に移っていた国王ルイ16世一家が1791年6月20日に亡命を企て脱出し、22日に国境に近いヴァレンヌで逮捕された事件です。
国を見捨てようとした国王を民衆は許さず、そのことがルイ16世と王妃マリー・アントワネットの処刑へとつながっていきました。

この事件に最も尽力し、一家逮捕後も救おうと奔走した、スウェーデン貴族フェルセン伯爵は、王妃マリー・アントワネットの恋人だったと言われています。
アントワネットの処刑後、フェルセンは民衆を憎むようになり、強圧的になっていきます。民衆もまたフェルセンを憎むようになり、ヴァレンヌ事件から19年後の同じ6月20日にフェルセンは民衆に惨殺されました。

今日はハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵の命日(1810年6月20日没)。

そして国王ルイ16世一家のヴァレンヌ逃亡事件決行の日(1791年6月20日)。


フランス革命によりヴェルサイユ宮殿からパリのテュイルリー宮殿に移っていた国王ルイ16世一家が1791年6月20日に亡命を企て脱出し、22日に国境に近いヴァレンヌで逮捕された事件です。
国を見捨てようとした国王を民衆は許さず、そのことがルイ16世と王妃マリー・アントワネットの処刑へとつながっていきました。

この事件に最も尽力し、一家逮捕後も救おうと奔走した、スウェーデン貴族フェルセン伯爵は、王妃マリー・アントワネットの恋人だったと言われています。
アントワネットの処刑後、フェルセンは民衆を憎むようになり、強圧的になっていきます。民衆もまたフェルセンを憎むようになり、ヴァレンヌ事件から19年後の同じ6月20日にフェルセンは民衆に惨殺されました。

マリー・アントワネットのクリスマス
2012/12/19 (Wed)
クリスマスが近付いてきました。
前回、ロシアのロマノフ王家のクリスマスについて少し触れたので、今回はオーストリア、ハプスブルク家のクリスマスです。
フランス王妃マリー・アントワネットが小さな子どもの頃のクリスマスを描いた絵画です。

絵の登場人物は、父の皇帝フランツ・シュテファン、母のマリア・テレジア、末の3人の子どもたち、第14子フェルディナント、第15子マリー・アントワネット、第16子マクシミリアン、そして姉の第5子、マリー・クリスティーネです。
そしてこの絵はマリー・クリスティーネ王女が描きました。絵がとても上手だったそうです。
皇帝一家というより、普通の幸せな家族のようですね。
マリー・アントワネット、いえ小さなマリア・アントニアはクリマスプレゼントのお人形をもらってとても嬉しそう。

悲劇の王妃マリー・アントワネットは、家族に愛され、こんな幸せな子ども時代を送っていたのです。
この絵は、HPでもう少し大きな画像でUPしています。
皇帝一家のサンタクロースの贈り物
前回、ロシアのロマノフ王家のクリスマスについて少し触れたので、今回はオーストリア、ハプスブルク家のクリスマスです。
フランス王妃マリー・アントワネットが小さな子どもの頃のクリスマスを描いた絵画です。

絵の登場人物は、父の皇帝フランツ・シュテファン、母のマリア・テレジア、末の3人の子どもたち、第14子フェルディナント、第15子マリー・アントワネット、第16子マクシミリアン、そして姉の第5子、マリー・クリスティーネです。
そしてこの絵はマリー・クリスティーネ王女が描きました。絵がとても上手だったそうです。
皇帝一家というより、普通の幸せな家族のようですね。
マリー・アントワネット、いえ小さなマリア・アントニアはクリマスプレゼントのお人形をもらってとても嬉しそう。

悲劇の王妃マリー・アントワネットは、家族に愛され、こんな幸せな子ども時代を送っていたのです。
この絵は、HPでもう少し大きな画像でUPしています。
皇帝一家のサンタクロースの贈り物
児童書: マリー・アントワネット・コレクション
2012/11/09 (Fri)
私の趣味の一つ…というほどのものではないけれど古書集めです。
日本海外、綺麗な挿絵の絵本や児童書を集めたり、見たりするのが好きです(まだ若い?のにおばばくさい…)。
その一つ「マリー・アントワネット」です。
と言っても3冊しかありませんが…。
ツヴァイクのマリー・アントワネットの伝記を元にした『悲しみの王妃(悲劇の王妃)』です。

左から
偕成社 少女名作シリーズ ツバイク:著 大庭さち子:訳 『悲しみの王妃』
偕成社 少年少女世界の名作 ツヴァイク:著 大原富枝:訳 『悲劇の王妃』
集英社 マーガレット文庫 ツバァイク:著 植田敏郎:訳 高橋真琴:挿絵 『悲しみの王妃』
特に高橋真琴氏挿絵のマーガレット文庫『悲しみの王妃』は本当に貴重です。

もう、薔薇にリボン、フリル、レースの薔薇色の万華鏡の世界。

しかもこの本、2ページごとくらいに挿絵、口絵入りなのです。


高橋さん挿絵の最高傑作だと思うのですが、絶版で手に入りづらいのが残念です。

日本海外、綺麗な挿絵の絵本や児童書を集めたり、見たりするのが好きです(まだ若い?のにおばばくさい…)。
その一つ「マリー・アントワネット」です。
と言っても3冊しかありませんが…。
ツヴァイクのマリー・アントワネットの伝記を元にした『悲しみの王妃(悲劇の王妃)』です。

左から
偕成社 少女名作シリーズ ツバイク:著 大庭さち子:訳 『悲しみの王妃』
偕成社 少年少女世界の名作 ツヴァイク:著 大原富枝:訳 『悲劇の王妃』
集英社 マーガレット文庫 ツバァイク:著 植田敏郎:訳 高橋真琴:挿絵 『悲しみの王妃』
特に高橋真琴氏挿絵のマーガレット文庫『悲しみの王妃』は本当に貴重です。

もう、薔薇にリボン、フリル、レースの薔薇色の万華鏡の世界。

しかもこの本、2ページごとくらいに挿絵、口絵入りなのです。


高橋さん挿絵の最高傑作だと思うのですが、絶版で手に入りづらいのが残念です。
