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雛芥子茜の覚え書き

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

美術展「モネ 連作の情景」

上野の森美術館で開催の美術展「モネ 連作の情景」に行ってきました。

「モネ 連作の情景」公式HP

モネ展 モネ 連作の情景

下世話なお話しですが、まず円安とはイエチケットがかなり値上がりしました。
当日券2800円。
以前同じようなモネの「睡蓮」の絵画が来てたなあと、2010年に渋谷のBunkamuraで開催された「モネとジヴェルニーの画家たち」を調べたら当日券は1400円でした。悲しい…。

モネとジヴェルニーの画家たち モネ展

でも今回は「仲間たち」(仲間たちといってもルノワールやシスレーではない)はなしの100%モネの油絵でした。
「印象・日の出」や「草上の昼食」等の大作はありませんでしたが、優しい気持ちになれる綺麗な作品が多かったです。

入口に入ってすぐにジヴェルニーの池の風景が壁に映し出され、足元には池の光の演出がありました。
歩くと足元の水が揺れれて、池を歩いている気持ちになります。

モネ展 モネ 連作の情景

初来日して、初めて見る作品もありました。
シュテーデル美術館所蔵の「昼食」です。

モネ 昼食

公式HPより「昼食」の解説

食卓に座るのは、後に結婚するカミーユと息子のジャン。幸せそうな2人を見守る来客の女性と、様子をうかがう使用人の姿もあります。プライベートな情景をモネは高さ230cmを超える大きなカンヴァスに描きました。周到に準備した意欲作でしたが1870年のサロンに落選。希少な「モネの黒」を味わえる初期の代表作は今回が初来日です。



少し前に読んだコミック「モネのキッチン」は第1回印象派展までのモネとその家族、印象派の仲間達の物語で、妻のカミーユや息子のジャンとのエピソードがもっとも多かったのです、この「昼食」で、カミーユや赤ちゃんの頃のジャンに会えて嬉しかったです。

2024年1月2日日記
コミック「モネのキッチン」と映画「画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密」

モネのキッチン 印象派のレシピ

撮影許可のある絵画もたくさんありました。
画集では額まで映っていないので、額を作る職人の短編の入った横山道子さんの『赤と青とエスキース 』を読んで以来、この絵にはどんな額装をされているのかを見るのも一つの楽しみです。

モネ ウォータールー橋、曇り
「ウォータールー橋、曇り」

モネ ウォータールー橋、 ロンドン、夕暮れ
「ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ」

モネ ウォータールー橋、 ロンドン、日没
「ウォータールー橋、ロンドン、日没」

モネ 国会議事堂、バラ色のシンフォニー
「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」

モネ チャリング・クロス橋、テムズ川
「チャリング・クロス橋、テムズ川」

モネ ジヴェルニーの風景、雪の効果
「ジヴェルニーの風景、雪の効果」

モネ 黄昏時の流氷
「黄昏時の流氷」

モネ ジヴェルニーの草原
「ジヴェルニーの草原」

モネ ジヴェルニー付近のリメツの草原
「ジヴェルニー付近のリメツの草原」

モネ ジヴェルニー付近のセーヌ川
「ジヴェルニー付近のセーヌ川」

モネ ジヴェルニーの洪水
「ジヴェルニーの洪水」

モネ 芍薬
「芍薬」

モネ 睡蓮
「睡蓮」

モネ 睡蓮の池
「睡蓮の池」

モネ 睡蓮の池の片隅
「睡蓮の池の片隅」

ここまで写真撮影できる全ての作品です。
こうして見ると、本当に美しい心が洗われるような作品ばかりでした。

モネ展 モネ 連作の情景

画像をクリックすると大きくなります。

コミック「モネのキッチン」と映画「画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密」

印象派を題材にした作品2つを楽しみました。

まずは
漫画『モネのキッチン 印象派のレシピ』
にしうら染 (著)

モネのキッチン 印象派のレシピ

Amazon紹介文

クロード・モネ(31)は若き貧乏画家。愛する妻・カミーユ&息子ジャンと幸せに暮らしているけれど、主食は豆…。お腹をすかせたモネは親友のルノワールと一緒に…!? マネ、シスレー、モリゾなども登場!! フランス印象派画家たちのリアルグルメ!!



印象派について学習漫画のように素直に読める作品です。
モネとルノワールの画塾時代からの友情、しょっちゅう喧嘩しながらも認め合うドガ、紅一点でクールなモリゾ、それぞれ魅力的です。
ちょっぴり反抗期だけど、お父さんが大好きなモネの息子のジャンもかわいかったです。
画集や美術展、美術館で見たモネの絵画の制作秘話、特に「草上の昼食」制作シーンも良かったです。

この本は母や妹にも貸して、3人ともすっかり影響を受けて、1月6日に上野の森美術館で開催中の「モネ 連作の情景」を予約しました。
チラシを見たらほとんど見た絵で、チケットが一気に上がって3000円なので今回はやめようかと言っていたのですが、やっぱりモネの絵に会いたくなりました。

「モネ 連作の情景」公式HP

『モネのキッチン』を読んだら、以前から観たかった映画『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』をprime videoで観ました。

『画家モリゾ、マネが描いた美女 名画に隠された秘密』予告編



タイトルの通り、画家としてのモリゾと、画家マネが描いた名画の中の美女としてのモリゾ、両方を描いています。
モリゾとマネ、親しくはあったけれど恋愛感情はあったのかは、強いて言えばキス未遂で、惹かれ合ってはいるけれどはっきりは言わなかった感じでした。マネがモリゾの絵を描いている時はしっかりモリゾのお母さんが見張っていましたし。
モリゾの絵画を称賛してくれた、画家で軍人の青年は、画家フレデリック・バジールです。
画家で登場したのはモリゾ、マネ、バジール、エヴァ・ゴンザレスだけで、モネやルノワール、ドガなどは名前しか出てきませんでした。

マネがモリゾをモデルとした描いた作品『バルコニー』はゴヤの絵から着想を得たと言っていましたが、そのゴヤの絵はこちらの『バルコニーのマハたち』だそうです。

マネ バルコニー モリゾ ゴヤ バルコニーのマハたち

それにしてもこの『バルコニー』のモリゾの印象的な眼差しと美しさ、マネが12枚ものモリゾの絵画を描いたというのも頷けます。

マネ バルコニー モリゾ

下の絵はモリゾの自画像、右はモリゾのお姉さんのエドマが描いた妹ベルト・モリゾ。
メネが描いたベルト・モリゾとは雰囲気が違っておもしろいです。

モリゾ 自画像 エドマ・モリゾ

映画の最後の方に出てきたマネがモリゾに送った絵画『菫の花束と扇子』、添えられた「ベルト・モリゾ嬢に マネより」という手紙が泣けます。

マネ 菫の花束と扇子 モリゾ

モリゾとスミレといえば、何度か来日したマネの『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』を思い出します。この絵は他の人物が所有していましたが、後にモリゾ自身が購入したので、モリゾも思い入れがあったのでしょう。

マネ すみれの花束をつけたベルト・モリゾ スミレ

画像はクリックすると大きくなります。


葉っぱの日

 8月8日は「葉っぱの日」だそうです。8(はっ)月8(ぱ)日、そのままですね

 植物をモチーフの芸術といえばアールヌーヴォー。

ミュシャ つたミュシャ 月桂樹

 大すきなアルフォンス・ミュシャの「つた」と「月桂樹」です。

 こちらは19世紀英国の画家、ウィリアム・モリスとバーン=ジョーンズ共作「フローラ(花の女神)」と「ポモナ(果実の女神)」です。

フローラ
フローラ

ポモナ
ポモナ


 最後に葉っぱといえば大好きな『指輪物語』から、緑葉の王子レゴラス(Legolas Greenleaf)を。
 映画『ホビット』ではカメオ出演と思いきや、まさかの大活躍でした。

レゴラス


 8月8日は、他にも「パパイアの日」「鍵盤の日」「世界猫の日」でもあるそうです

テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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雛芥子茜(サンドラ)

  • Author:雛芥子茜(サンドラ)
  • 小説サイト:https://mypage.syosetu.com/2193724/
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    mail: sandra_w24@hotmail.com

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