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アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

『オルフェウスの窓』の衝撃の事実!

 少女漫画が好き。歴史物が好き。
 中でも池田理代子先生の『ベルサイユのばら』と『オルフェウスの窓』は、やはり名作です。

 久しぶりに池田理代子先生の公式HPを見拝見したらオル窓のユリウスとアレクセイ(クラウス)の子どもが生きているとの、先生のご発言が!
 衝撃でパニック状態です。

 性格は音楽学校時代のクラウス似、顔はユリウス似の女の子。わあ、読みたい…

 私のHPに来てくださる方は、ここをご覧になっているのでしょうか?(以前はオル窓ファンの方もいらしてくれたので)
 悲しくて読めなかった第3部と第4部もこれで読み返せるわ。
 

*** COMMENT ***

二人の子供が生きている!?
死んだはずなのに・・・。でも嬉しい♪

私の中でもベルばらとオル窓は名作中の名作です。
でもオル窓はあまりにも悲しすぎて読むのがつらく、手放してしまいました・・・。

ああ、二人の子供は両親がいないのにどのような生活を送っているのでしょう。

知りたいっ!!

葵さんへのお返事♪

葵さん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
オル窓についてお話しできて、とても嬉しいです!

ベルばらは、全巻通して何度も読み返したのに、オル窓は最後の2巻がつらくてあまり読み返せませんでした。
だから池田先生の爆弾発言に世界がひっくり返ってしまいました。
いまさら~!いまごろ~!
私の涙と絶望感は…
でも本当に嬉しいです。

もし子どもが生きていたら、どんな子だったんだろう?と想像したことがありますが、あくまで想像。
原作者は、1つの世界を作り上げ、命を与える唯一の神様なんだと、改めて池田先生が羨ましくなりました。

オル窓未解決事件:ストラディヴァリ(クラウスのヴァイオリン)
ドミートリィ→アレクセイ(クラウス)→ユリウス→アナスタシア→イザークと、流転の運命をたどりましたが、最後にイザークじゃ、ヴァイオリンの名器が宝の持ち腐れ、というかイザーク、もしかしてヴァイオリンのこと忘れてる?と思っていましたが、子どもが生きているとなると、その子に渡るのかもしれないと嬉しくなりました。

わが愛の・・・

サンドラさんがオル窓について語って下さってから一週間経ちましたが、遅ればせながらやっぱり私も参加させて頂いて宜しいでしょうか?

10代で出会ったこの物語は、私の「原点」なのです。
子供の頃から美術鑑賞と読書は好きでしたが、この作品にのめり込んだことで歴史や音楽にも興味が広がっていき、それらがどんなに人生を豊かにしてくれるものなのか知るきっかけになった、私にとって恩人のような存在の作品です。

又、真の芸術とそれを生み出す芸術家への畏敬のこころとでも言えばいいのでしょうか。
物語の随所に作者の芸術に対する熱く深い想い、芸術家への敬愛の想いが溢れていて、優れた芸術とは犯しがたい崇高なものであり、それゆえ人間が芸術の頂に辿り着くための葛藤、苦悩は計り知れないものなのだと教えられました。第二巻を読むと、イザークの葛藤の前にいつもそっと襟を正したい気持ちになります。

「アブラハムに捧げられし聖イザーク・・・こんどはぼくがきみを神に捧げるよ・・・」

ユーベルに日のあたる芸術の王道を歩ませる決意をしつつ、人生の底知れぬ苦味をかみしめるイザーク。芸術家とは?と聞かれたら、ラスト近くのイザークの姿に全て集約されている気がします。
勿論、人生とは、愛とは、人間の思想とはいったい何か。答えの出ない永遠のテーマについて、何度読んでも深く考えさせられてきました。

「革命って、いったいなに?あなたが命までかけて得ようとした、祖国の解放というのはいったいなに?
あたしはここまできてやっと、自分の魂を解放したわ!」

アントニーナのこの台詞はあまりに深くて、今でも時折この言葉に向き合い反芻しています。ダーヴィトも言うように「他人の魂を理解することは出来ない」人間とはそうした哀しい生き物でもあるのですよね。だからこそ叶わぬと知っても理想を追って生きる姿は美しいのですが・・・

そして、わが愛しのレオニード!勿論ユリウスにもアレクセイにも、沢山の登場人物達全てに想いは尽きません。アネロッテやヤーコプにさえも(笑)

サンドラさんもおっしゃるように、第3巻と第4巻はあまりに悲愴で胸が苦しくなってしまいますし、又左翼的思想が苦手な私は共産主義色が強い部分がつらかったりしますが、年をとるにつれ古い親友に会う感覚で読めるようになりました。今はもう号泣することも無く、「有難う。あなたがたに出会えて感謝しています」という気持ちでページを開くことが出来ます。それに!アレクセイとユリウスの娘も生きていてくれたのですものね!

赤いバラの花言葉は熱烈な愛、でしたか?
念願だったレーゲンスブルクの地に降り立った時、本当に町のあちこちに赤いバラの花壇があるのを見て、もうそれだけで涙がこぼれたのを思い出します。私にとっては「オル窓・わが別格の愛」なのです(笑)

ああ、又お詫びしようもない長さ・・・
こんな長さは本当にこれ一回にしますので、どうぞご容赦くださいませ。そうそう、ストラディヴァリはユリウスの娘が弾いてくれるといいな、と私も思っています。
超個人的な意見の話ばかりで申し訳ありませんでした。サンドラさんに聞いて頂けると思うと嬉しくてついつい・・・長々お邪魔致しました。

雪の結晶さんへのお返事♪

雪の結晶さん、お返事が遅くなり、たいへん申し訳ありませんでした。
オル窓には、物語にも登場人物にも思い入れがありすぎて、簡単には書けないので。
登場人物、一人一人について長く長く語れます。

アントニーナについて書いてくださってありがとうございます!
アントニーナやユスーポフ候夫人アデールは、家柄にも容姿にも恵まれ、賞賛されることが当たり前で、“愛”というものに気付きさえしなければ、美しい“花”のままで終われたのに(革命に散らされてしまう、最後の“花”だとしても)。
雪の結晶さんが書いてくださったアントニーナの最後の言葉、改めて読むと、本当に素晴らしいです。彼女という人、彼女の愛、愚かさも傲慢さも美しさもすべてを集約しています。
相手を、自分を、自分の世界を、相手の世界を、全部理解しても、愛だけは手に入れられないこともあり、それがアントニーナの妹のアナスタシアとうものも奥が深いです。アナスタシアは自分の命をかけて愛する人の命を救い、アントニーナは自分の命と共に、愛する人の命(人生?)を奪った。
でも個人的には、アナスタシアよりアントニーナの方が好きです。
愛を手に入れ、愛の絶頂期に死んだアントニーナは、オル窓の中でもっとも幸せな人ですが、ミハイルも革命家として人生を全うできなかったものの、愛する人の魂を開放できました。それはアレクセイがユリウスに対してついにできなかったこと。考えれば考えるほど、オル窓の世界は深いです。

ユリウス、アレクセイ、レオニードについては、本当に語りたいことがたくさん。
レオニードは無言の中にも、いろいろな言葉や想いがあって、本当に話がつきません。

私は個人的に第2部にもイザークにも思い入れがないのですが(すみません。でも第1部の少年時代のイザークは好きです)、池田先生は番外編を描かれたりと、かなり思い入れがあるようです(番外編なら第3部のヴェーラとリュドミールのユスーポフ姉弟の方が読みたかった)。1年ほど前に発売された「オルフェウスの窓大事典」によると、池田先生は実は第5部も描く構想も当時あって、作曲家イザークやユーベルのことを描くつもりだったそうです。
その時は「ふ~ん」の状態でしたが(すみません…)、もしユリウスとアレクセイの娘が登場するなら、今からでも、ぜひぜひぜひ、ぜひとも読みたいです(ただし池田プロダクションのほかの方の手ではなく、池田先生ご自身の手で)。

バラの花言葉は「愛」ですが、赤いバラの花言葉は「燃ゆる愛」など、情熱的なものが多いです。
赤のバラの季節にレーゲンスブルクを訪問されたなんて、なんて素敵なのでしょう。
奇すしき恋の伝説の窓に導かれたようですね。

「愛」と「理解」

サンドラさん、素敵なお返事を本当にありがとうございました。
「ミハイルがアントニーナの魂を解放した、それはアレクセイがユリウスについに出来なかったこと」なるほど。本当にそうですね。
私もアントニーナは大好きです。ロシア編の女性陣の中で最も生き生きと描かれている気がします。
アルラウネやアナスタシア(前半ではカタリーナなど)の強い精神と信念に満ちた生き様は、ある意味人生そのものが一つの信仰のような気がするのですが、アントニーナの描かれ方はとてもリアリティがあって、読んでいて引き込まれます。
実は、初めて読んだ学生の時「彼女ってスカーレットだわ!」と思いました。美しさ傲慢さも勿論のこと、「愛」と「理解」が両立しなかった悲劇を両者ともに背負っている気がして。スカーレットは理解出来れば愛さなかったアシュレイを追い続け、愛せたはずのレットを最後まで理解しなかったがゆえに失いました。アントニーナは人生で初めて心から愛し愛され、安らぎと満たされた思いで死んだ。けれど、彼女はミハイルをその思想を含め理解することは最後まで出来なかった・・・「革命っていったいなに?」の切ない叫びには、愛しても理解は出来ない哀しみ(どうしてこんなに愛してるのにあなたは思想を理解しろなんて言うの!愛だけで十分でしょう?という苦しい思い)を感じます。やはり種類は違ってもスカーレットに通じる「理解」と「愛」の悲劇に、私には思えてしまうのです。
そしてサンドラさんのおっしゃるように、全てを理解しても愛されることだけは出来ない悲劇を背負ったのがアナスタシアやカタリーナなのですよね。。
番外編のことは実は知りませんでしたので、教えて頂けて嬉しいです。でもヴェーラとリュドミールの話!素敵なアイデアですね。ヴェーラも大好きです。彼女もアントニーナとは又違った生き生きとしたリアリティがありますよね。温かくて激しくて優しくて。女性の登場人物で一番好きなくらいかも知れません。(男性は勿論、レオニードです。)
本当に、ひとりひとりについてサンドラさんに語って頂けたら・・・聞きたい!です。いつか是非、実現して下さいませ。
今週はオスカルの命日(パリ際ってことなんですが)ですね。アニメ版のアンドレの命日である13日も私にとっては思い入れのある日です。ベルばらについてもいつかお話させて頂けたら嬉しいです。

雪の結晶さんへのお返事

雪の結晶さん、またお返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

アントニーナ、私もスカーレットと重なっていました。わがままで美しい長女で、いつも取り巻きに囲まれたお嬢様というところが。
アナスタシアとカタリーナは、あまりにできすぎて、個人的には感情移入できないのです。『風と共に去りぬ』のメラニーは大好きなのですが。

『風と共に去りぬ』についても、いろいろお話しできそうですね(笑)
アントニーナは死に、スカーレットは生きて年をとっていく。
個人的に映画版『風と共に去りぬ』は、スカーレットはいつかレットを取り戻すかもしれない。原作ではスカーレットは恋人としてのレットを本当に失ったような気がしました。映画版も原作もスカーレットは大好き。彼女ほど美しく生命力にあふれた女性はいません。

アントニーナと重なる女性というと、ほかにトロイのヘレン、サロメ、八百屋お七などを思い浮かべました。多くの人を(サロメは1人だけですが)死に至らしめながらも、哀れに恋をつらぬいてしまう。本当に自分がしたことを理解していたのか、自分や、自分の愛情が、その犠牲に勝るものなのか、ぼんやりと分かっていても、それでも自分の恋を貫いてしまうところが悲しくも、美しいのです。

オル窓番外編、第2部の登場人物、なんでこの人の話をわざわざ書いたのかな?と思う方が主人公です(笑)

池田理代子短篇集 1
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19614515(セブンアンドワイ 画像と読者の感想付)
http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E7%90%86%E4%BB%A3%E5%AD%90%E7%9F%AD%E7%AF%87%E9%9B%86-1-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E7%90%86%E4%BB%A3%E5%AD%90/dp/4122024331/ref=sr_1_1/250-0529124-3048202?ie=UTF8&s=books&qid=1185084819&sr=8-1(Amazon)
この中の「コラージュ」という短篇です。(下記ネタバレ)
第2部のイザークの友人で悲劇の死を遂げたラインハルトとその義母フローラとの間に生まれた娘マラベルが主人公。実の兄とは知らないヴォルフィと恋に落ちてしまいます。
第2部の頃の池田先生が描いたので、絵とても綺麗でした。内容は可もなく不可もなく…。

オルフェウスの窓外伝
池田理代子/原作・脚本・構成 宮本えりか/作画
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30567452&introd_id=Xmo46WkWo3629893i81AiiXm65GX3461&pg_from=u(セブンアンドワイ)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%AA%93%E5%A4%96%E4%BC%9D-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E7%90%86%E4%BB%A3%E5%AD%90/dp/4087850757/ref=sr_1_6/250-0529124-3048202?ie=UTF8&s=books&qid=1185085076&sr=8-6(Amazon)
絵は池田先生ではなく、アシスタント?だった宮本えりかさん。
第2部でイザークがピアノを教えていたクララの姉イングリットの息子で、イングリットの恋人だったアントンに誘拐されたキース坊やのその後。

うーん、池田先生ご自身で、ユリウスとアレクセイの娘のお話、ヴェーラとリュドミールのその後のお話を描いてほしいです。
そしてできれば、実はユリウスは死んでいなかった!ということで、イザークとの恋も。「オルフェウスの窓」で出会った二人なのですから、やっぱり…。

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サンドラ(bisenco)

  • Author:サンドラ(bisenco)
  • HP『子どものための美しい庭』の管理人をしています。
    HP: http://marieantoinette.himegimi.jp/
    twitter: http://twitter.com/bisenco
    mail: sandra_w24@hotmail.com

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