アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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ベルリン国立バレエ団 『ニーベルングの指環』1

 ベルリン国立バレエ団の『ニーベルングの指環』を観てきました。
 オペラで4晩にわたって上演される物語を、一夜にまとめたものですが、上演時間は4時間半、途中で25分の休憩が入りましたが、長かったです。
 でも震えるような感動を覚えました。素晴らしかった…。
 改めて、振付のベジャールを尊敬しました。

 今日は疲れてしまったので、またゆっくり書こうと思います。
 でも少しだけ。

 舞台はバイロイトで上演されるような前衛的な雰囲気のものでした。
 ワルキューレ(戦乙女)の乙女たちは、『バットマン』のキャットウーマンのような、ぴったりとした黒い衣装、ジークリンデの夫フンディングの一族はアメリカのギャングのようでした。

 登場する人物達が、みな若く、スリムで美しいというのもバレエならでは。オペラではこうはいかないでしょう。
 考えれば、神々は若さと美の女神フライアの林檎によって、永遠の若さを保っているのだから、バレエの方がビジュアル的には原典に近いのかもしれません。

 神々の長ヴォータンを演じるアルテム・シュピレフスキーは、背の高い黒髪の美形で彫刻のよう。片目で眼帯をしているので、ヴィスコンティの『山猫』のアラン・ドロンのようでした。
 ディアナ・ヴィシニョーワが演じた、娘ブリュンヒルデとの近親相姦的な踊りは、ドキドキしながら見つめました。幾度かキスを繰り返しながら踊り、娘を眠りにつかせて炎の中に閉じ込めるという…、なんとも危ない父でした。

 豊作と平安の神フローを演じたライナー・クレンシュテッターも繊細な雰囲気の金髪美青年、少年ジークフリートを演じたマリアン・ヴァルターも明るい目をした金髪美少年、悪役で汚い手を使ってジークフリートを殺すハーゲンのヴィスラウ・デュデクもセクシーな美形で、本当に美形揃いです。

 そして火の神ローゲのマラーホフ!『ラ・バヤデール』より良かった。素晴らしかった。
 彼の両性具有の雰囲気をこれでもかと見せてくれましたし、着地に音のしない奇跡のようなジャンプも、今日は見せてくれました。
 今日の舞台はみな素晴らしかったけれど、やはりマラーホフとヴィシニョーワの、2人の踊りは格別でした。
 『神々の黄昏』の炎に飛び込んだブリュンヒルデとローゲの死の踊り。重力などあるのかしら?と、2人の足の動きの早さに目を奪われました。しかも息がぴったり。
 ブリュンヒルデ、夫シークフリートと踊っている時より、嬉しそうでした…(苦笑) 
 でもヴィシニョーワがブリュンヒルデを踊ってくれたのは、今日だけでしたので、本当に観られて良かったです。気の強い神の娘はぴったりでした。

 もっとか書きたいけれど、疲れました。
 バレエ『薔薇の精』の少女のように、夢の中に薔薇の精ならぬ火の精ローゲが現れて一緒に踊れたらと思いながら、眠りにつきます。

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