アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション

エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーションエドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション
(1986/12)
内田 市五郎

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エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション
表紙


 1986年初版、絶版本です。
 ハリー・クラーク、アーサー・ラッカム、エドマンド・デュラック、オディロン・ルドン、ギュスターヴ・ドレ、オーブリー・ビアズリー、エドゥアール・マネなど16人の画家による・エドガー・アラン・ポーの小説、詩の挿絵です。全部白黒ですが、ハリー・クラークだけで23点の絵が見られるなかなかの豪華本、最初は図書館で借りましたが、とても気に入ったので、古本をネットで購入しました。

 美と恐怖と退廃。
 ポーの世界は多くの人が惹かれたようです。
 こういう方もポーの絵を描いていたのねと思うと嬉しかったり。特に印象派の画家のマネは意外でした。ルドンやビアズリーはいかにも好きそう(笑)
 意外といえば、ポーはアメリカの作家なのです。最初イギリスのイメージでした。そういえば「ねじの回転」のヘンリー・ジェイムズもアメリカだわ…

 ポーについてはWikipediaをご参考に。
 エドガー・アラン・ポー - Wikipedia

 この美しい恐怖の世界は私のHPのトップにも飾りたかったのですが、HPのタイトルが「子どものための美しい庭」だしちょっと…ということで飾らなかったので(でもこういう絵画も大好き)、ブログで飾ってみます。


ハリー・クラーク
Harry Clarke (1890-1931)

クラーク「アッシャー家」

アッシャー家の崩壊
The Fall of the House of Usher

****** ▼ 追記記事 ▼ ******


クラーク「モレラ」

モレラ
Morella

ハリー・クラーク「黒猫」

黒猫
The Black Cat


オーブリー・ビアズリー
Aubrey Beardsley (1872-1898)

ビアズリー「赤死病の仮面」

赤死病の仮面
The Masque of the Red Death

ビアズリー「黒猫」

黒猫
The Black Cat


オディロン・ルドン
Odilon Redon (1840-1916)

ルドン「ポー」2


ルドン「ポー」3


ルドン「ポー」1



エドゥアール・マネ
Édouard Manet (1832-1883)

マネ「大鴉」2


マネ「大鴉」

大鴉
The Raven


ポール・ギュスターヴ・ドレ
Paul Gustave Doré (1832-1888)

ドレ「大鴉」1


ドレ「大鴉」2

大鴉 The Raven


 やはりポーの世界は、禍々しくも美しいです。それぞれに。
 闇の中に、あらゆる種類の薔薇が咲き誇っているような。
 レノア、モレラ、ライジーア、アナベル・リー、薔薇のような美しい名前。

*** COMMENT ***

この本は・・・

この本はエドマンド・デュラックのペン画を見ることができるのも見所の一つだったりします。ちなみにアーサー・ラッカムは意外とポーと相性が悪いのか収録作品の印象が薄かったように思います。ハリー・クラークは荒俣宏編著「妖精画廊」(光風社出版)でカラー作品も取り上げられていましたが、やはりモノクロ作品の方が病的で禍禍さが際立つように思います。

ビアズリーについてはあちらこちらで画集が出ていますが、本人の手になる小説に挿絵を添えたタンホイザー物語「美神の館」(光風社出版)が傑作ではないかと思います。

この本のお話ができて嬉しいです

AmlethMachinaさん、いつも素敵なコメントをありがとうございます。
本当にたくさんの素敵な本をご存知なのですね。

ハリー・クラークは私もモノクロの方が“美しい狂気”という感じで好きです。
個人的にポーの小説自体、カラー映画よりも白黒映画、さらに無声映画が似合うような気がします。

ラッカムは反対にカラーの方が素敵な気がします。
作りかけですが、下記でラッカムのポーのページを作りました。
http://childrenart.nobody.jp/poe.html

下記の本でも、ラッカムのポーの挿絵の一部を見ることができました。
http://www.amazon.co.jp/Arthur-Rackham-Treasury-Full-color-Illustrations/dp/0486446859/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1200748618&sr=1-1

デュラックのペン画は素敵でしたね。
元々童話の絵の中にも“闇”を感じましたが、ポーの世界ともしっくりいっていたような気がします。

「美神の館」のご紹介、ありがとうございます!
ぜひ購入したいと思います。
画集も好きなのですが、本に付けられた挿絵は、文章があってこそだと思います。

そしていろいろポーの挿絵は見ましたが、やはり一番好きなのは、ハリー・クラークの白黒の絵でした。

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