アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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「警官の血」「女王国の城」など

日記、また間が開いてしまいました。
映画やら本やらスケートやら、その他どうでもいい私生活(笑)のことなど、いろいろあるのに。
丁寧に書くとますます書けなくなるので、意識の流れのままに。

まず映画。
「さすらいの青春」(純文学の世界。印象派の絵の世界。美しかった)
「崖の上のポニョ」(かわいかった!ほのぼの)
「ダークナイト」(このジャンルでは最高の作品)
「赤い風船/白い馬」(これは本当に素晴らしかった。泣きたくなるくらい大好きな世界)

「さすらいの青春」「赤い風船/白い馬」はもう少し長く感想を書きたいな。特に「赤い風船/白い馬」は感激しました。ご紹介してくださった方たちに感謝いたします。


このミステリーがすごい!」や新聞の書評、テレビでの紹介などで、読んでみたいなと思って図書館にリクエストした本が、一斉に図書館に届き、読むのに大童。でも楽しかった。

図書館に返してしまったので、間違っている部分もあるかもしれません。
「警官の血」(上下)、「女王国の城」、「八日目の蝉」、「ブランケット・キャッツ」
「八日目」と「ブランケット」は、すうっと涙が出てくることもあり、とても良かった。

本 警官の血

警官の血 上巻警官の血 上巻
(2007/09/26)
佐々木 譲

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警官の血 下巻警官の血 下巻
(2007/09/26)
佐々木 譲

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「このミステリーがすごい!」で1位の作品。
終戦直後から親子三代にわたる警官の物語。
構成、完成度、いいんだけど、惜しい。
登場人物が好きになりきれない。かといって、突き放した文章でもないし、殺される理由、殺す理由、死ぬ理由、庇う理由、陥れる理由、罪の理由がイマイチだし、意味深に出てきた登場人物に、それほど意味がなかった。
それと妻や恋人など女の人が、会話も行動もいかにも男の人が描く女の人。人それぞれだとは思いますが、団塊の世代で恋愛結婚した夫婦で、妻が「あなた、お風呂がたけましたよ」とか敬語使うんだろうか。あと今時の女の子が車にピアスの片方だけ落として浮気がばれるとか…。
でも悪くないのです。この物語は。全編に流れる警官としての誇り。そして警察の中では、警官の子がそれを受け継ぐこと、それは憧れであり、とても誇らしいことで、それだけで親である警官は尊敬され、子の警官は信頼がおかれる。
戦後の上野の描写もよくて、上野公園を拠点としているオカマさんの男娼グループが、警察官たちが来たのを、取締りと勘違いして、襲い掛かったシーンなどすごくおもしろかったのですが、実際にあっと事件を元にしているそうでびっくりしました(三島由紀夫の「禁色」を読み返したくなってきた)。
読み終わった後で、上野の都美術館にフェルメール展に行きましたが、ああ、ここが舞台だったんだなと公園を見渡してしまいました。

****** ▼ 追記記事 ▼ ******

本 女王国の城

女王国の城 (創元クライム・クラブ)女王国の城 (創元クライム・クラブ)
(2007/09)
有栖川 有栖

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500ページ2段組ハードカバー、文芸大作並みのボリューム。
15年ぶりの学生アリスシリーズ(江神二郎もの)の長編第4作です。
うは~、前作覚えてない。「双頭の悪魔」か…。私が初めて読んだ時、既に全作品文庫化されてだいぶたっていたし、もう出ないとばかり。
この本は妹も読み、一緒に感想を話したのですが、有栖川さんの文章は、良くも悪くもミステリー研究会の同人誌の香りがします(しかも80年代の)。
ミステリー作家の方の多くは、大学時代ミステリー研究会に所属していたりするのですが、大抵は文章が変化していきますが、有栖川さんは変わらない。
変わらないといえばコバルト文庫出身の新井素子さんも、コバルト卒業後も文章は変わらず、そのままの文章で、さりげなく大作を書かれています。
有栖川さんも新井さんも、初めて作品を読んだ時、既に文章に古さを感じましたが(新井さんの作品で、登場人物がオタクでないにも関わらず、友人同士が相手に向かって「おたくは」という会話していました。きっと「オタク」という言葉が広まる前の話なんだなあと)、サザンと同じく、時代とか流行を超えた良さがあります。
80年代後半のバブル期、一つの村が宇宙人をあがめる新興宗教の聖地となり、知的人が多いお洒落な雰囲気のこの宗教は、バブル期なので寄付がたくさん集まり、どんどん大きくなる。代表が若い女性であることから、その本拠地である「女王の城」と呼ばれる。
その城を舞台に、過去と現在の殺人事件を、ミステリー研究会の江神部長と主人公アリスこと有栖川有栖所属のミステリー研究会が謎を解き明かしていく物語。
被害者と加害者、名前は書きませんが少しネタバレ。
被害者と加害者両方とも印象が薄い…。ミステリー研究会はもちろん、宗教団体も濃い人たちがけけっこう出てくるのに、殺されても「誰だっけ?」と少し前のページを繰ってしまいました。犯人にいたっては…
本格的ミステリーとしてはきちんとしているので、読み応えはあります。ちょっと物足りなさはありますが、変わることのない登場人物たちに乾杯!このシリーズ全5部作で、あと1冊で完結するそうですが、いつ出ることか。気長に待ちます。

続きはまた。

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