アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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メトロポリタン美術館展 大地、海、空4000年の美への旅

 雨の少し肌寒い1日。昼過ぎからは晴れ間も。
 東京都美術館の「メトロポリタン美術館展 大地、海、空4000年の美への旅」の初日に、母と妹と行ってきました。

 今回、美術展のタイトルの通り、大地、海、空に関する絵画を、時代にこだわらず、7章に分けて展示しています。
 第1章 理想化された自然  
 第2章 自然の中の人々
 第3章 動物たち
 第4章 草花と庭
 第5章 カメラがとらえた自然
 第6章 大地と空
 第7章 水の世界

 時代ごとに分けず、自然のテーマごとなので、紀元前の出土品あり、中世から印象派、オキーフの現代絵画があり。中世のタペストリー、アールヌーボーのティファニーの花器、ジャパニズムの家具やシノワズリのお皿など、何でもありです。
 いくつかとても素敵な絵画はあるものの、見たいもの、特に見なくてもいいものの差がありすぎました。
 特に「第5章 カメラがとらえた自然」、これはいらない…かも。

 印象に残ったのはやはり絵画。

 ミレーの『麦穂の山:秋』、85.1×110.2cmの大きな絵画で、広がる柔らかな黄土色、羊たちの群れ、大きな麦穂の山、雲。どこか懐かしい、気品のある、もしくは聖なると言いたくなる、ミレーの田舎の風景は、しばし立ち止まって、とても引き込まれました。

ミレーの『麦穂の山:秋』
ジャン=フランソワ・ミレー 『麦穂の山:秋』 1874年頃


 ルノワールの『浜辺の人物』。多分初めて見る絵画。
 ルノワールらしい女性と夏の海辺の風景。
 見た瞬間、ああ、綺麗だなと思いました。
 一緒に行った妹が「船と海が手抜き」と言っていましたが、確かに(笑) 風があるんだよ…。

ルノワール『浜辺の人物』
ピエール=オーギュスト・ルノワール 『浜辺の人物』 1890年


 ターナーの『ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の柱廊から望む』。タイトルが覚えきれない…(笑)
 素晴らしい絵画。ヴェネチアを描いた中でもっとも美しい絵画の一つだと思う。建物、船、細かに書き込まれたターナーの線、色使いは、画集では伝わりきれません。
 綺麗でした。
 強いていえば、もう何点かターナーの絵を見たかった。

ターナー『ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の柱廊から望む』
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 
『ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の柱廊から望む』 1835年頃


 そしてゴッホの『糸杉』。
 やはり強烈。厚く塗りたくった空や木が迫ってきます。
 木に手触りがある。葉の硬さまで伝わる。
 遠いはずの空にも雲にも月にも手触りがある。重さも。

ゴッホ『糸杉』1889
フィンセント・ファン・ゴッホ 『糸杉』 1889年


 4枚の絵を並べると、空の重さ、遠さ近さが違う。
 ギリシャ神話、空を支えているアトラスがたいへんそう。

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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