アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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ロイヤルドルトン: フィギュリン 「宝島」

 先日ご紹介した私のフィギュリンの「アリス」

ロイヤルドルトン「アリス」


 対になる男の子のフィギュリンがあるようです。

 「宝島(Treasure Island)」


ロイヤルドルトン「宝島」


 ひゃあ!
 男の子がお姉さん座り!

 主人公のジム・ホーキンズ…かな?
 妙に色気があって(笑)、高畠華宵の描く男の子みたいです。

高畠華宵・美少年図鑑 (コロナ・ブックス)高畠華宵・美少年図鑑 (コロナ・ブックス)
(2001/02)
コロナブックス編集部

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 アリス同様、このお人形の本にも文章と絵があります。

ロイヤルドルトン「宝島」

 挿絵は肩にオウムを乗せた一本足の海賊、ジョン・シルバー!

 『宝島』は1897年にイギリスで出版された子供向け海洋冒険小説です。
 夢あり、冒険あり、海賊に宝物!はらはらどきどき、ものすご~くおもしろいです。

 ロイヤルドルトンは、『宝島』のジョッキやプレートも出しているので、交えながらお話を。

ロイヤルドルトン「宝島」
ロイヤルドルトン 『宝島』ジョッキ


 さびれた海辺の町の宿屋の息子、ジム・ホーキンズ少年(母子家庭)。
 宿屋に頬に傷がある男が泊まり、謎の死を遂げます。その男が宿代をためていたことから、母親と一緒に荷物を探ったところ、宝を埋めた島の地図が出てきます。
 ジム少年は親しくしているリブシー医師と地主のトリローニさんに相談してところ、その島を探しに行こうということに。
 宝を探しに出発した船ヒスパニア号、乗組員はジムを子ども扱いで相手にしてくれませんが、優しくしてくれたのがコックのジョン・シルバー、肩にオウムを乗せた片足の船乗りでした。

ロイヤルドルトン「ジョン・シルバー」
ロイヤルドルトン 「ジョン・シルバー」ジョッキ

 そしてジムは次第に船員達が、シルバーの集めた海賊だと気付いていきます。
 
 船を海賊たちに乗っ取られたり、宝島での宝物探し。島には海賊に置き去りにされた人がいたりと(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』はこのあたりを華麗にパクッています)、息もつかせぬ展開です。

ロイヤルドルトン「宝島」
ジョッキの裏も素敵!

  
 ジョン・シルバーは悪い海賊なんですが、同時にジムに優しくしてくれたり、完全に悪い人には見えない。海賊としても頼りがいがあるし、魅力的なのです。
 海賊といえば、『ピーター・パン』のフック船長、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウが有名で人気がありますが、このシルバーもものすごく魅力的です。
 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の『宝島』のジェフリー・ラッシュ扮するバルボッサ船長はシルバーがモデルじゃないかと思います。肩に乗せているのはオウムではなくお猿ですが。フック船長も入っていて、シリーズ通してとても魅力的な海賊です。

バルボッサ


 海賊たちがトリローニさんやリブシー先生など海賊以外を殺そうと相談するなか(それをジムは立ち聞きしてしまう)、シルバーにジムのことはどうする?と聞かれて、殺そうと言わなかったのもよかった(ジムと一緒にどきどき)。

 ラストもシルバーらしくてよかった。

ロイヤルドルトン「ジョン・シルバー」

ロイヤルドルトン「ジョン・シルバー」
ロイヤルドルトン フィギュリン「ジョン・シルバー」


 そしてもう一つお気に入りが、海賊たちが歌う歌。

   “死人の箱には15人
    ラム酒を一びん ヨーホーホー
    酒と悪魔が残りのやつらを片づけた
    ラムを一びん ヨーホーホー”
        『宝島』 岩波少年文庫 海保眞夫:訳

   “Fifteen men on the dead man's chest --
    Yo-ho-ho , and a bottle of rum!    
    Drink and the devil had done for for the rest --
    Yo-ho-ho , and a bottle of rum! ”

 メロディは分からないけれど「ヨーホーホー」と一緒に歌いだしたくなります。
 引越しの時に手放してしまった私が最初に読んだ小学3~4年生向き『宝島』では、「ヨーホーホー」ではなく「ヨーソロー」だった気がしますが…。

 そしてラムレーズン!

   ラムレーズンアイス
 アイスの中に、ラム酒にひたしたレーズンが入っているのですが、最初にこのアイスを食べた時、「ああ、海賊の味…」と感慨しきりでした。小学5年生の時。

 
ロイヤルドルトン「宝島」


 今時の映画や本では、少女もお姫様も戦うけれど、『トム・ソーヤーの冒険』や『宝島』は少女では決して主人公になれない、永遠の憧れの少年の世界です。
 同時にアリスの世界もまた、少年では主人公になれない少女の世界です。


 少女は心に“アリス”を持っている。

 少年は心に“宝島”を持っている。


ロイヤルドルトン「宝島」「アリス」


 

テーマ:ドール - ジャンル:趣味・実用

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