アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロイヤルドルトン: フィギュリン「小公子」「トム・ブラウンの学校生活」

 ロイヤルドルトンのChildren's Literaryという児童文学のシリーズから「小公子」「トム・ブラウン」です。

 関連記事:
 ロイヤルドルトン:赤毛のアンと少女パレアナ(ポリアンナ)
 ロイヤルドルトン: フィギュリン「アルプスの少女ハイジ」 
 ロイヤルドルトン: フィギュリン「トム・ソーヤー」「ハックルベリー・フィン」

 前回、同じロイヤルドルトンのChildren's Literaryシリーズの「トム・ソーヤー」「ハックルベリー・フィン」について書きましたが、小公子とトム・ブラウンは、アメリカの一般少年のトム・ソーヤーとハックルベリー・フィンとは全く対極にある少年たちです。
 『小公子』の主人公、7歳の少年セドリック・エロルはイギリスの伯爵家の跡取り。『トム・ブラウンの学校生活』の主人公トム・ブラウンは、イギリスのパブリック・スクールの名門校であるラグビー校に通う少年。
 どちらもやんちゃで天衣無縫というところは、トムやハックと実はつながっているかもしれませんが、お人形のファッションからして違います。
 この2人は“お人形”にしたい、19世紀英国少年可ファッションです。

 まずは『小公子』(原題:小さなフォンロルロイ卿)

ロイヤルドルトン「小公子」
ロイヤルドルトン フィギュリン「小公子」


 アメリカで優しい母親と暮らす7歳の少年セドリック・エロル。ある日、亡き父の父、つまり祖父の弁護士が現れます。祖父がイギリスの貴族ドリンコート伯爵で、セドリックの亡き父はその三男、ドリンコート伯爵の息子たちが全員亡くなったことから、唯一の孫であるセドリックがドリンコート伯爵を次ぐことになったと告げるのです。
 イギリスの祖父の元で暮らすこととなったセドリック。ところが大好きな母と一緒に暮らすことそ知ってびっくりします。
 セドリックの母は優しい立派な女性でしたが、アメリカの一般庶民で、イギリス貴族の父とは、駆け落ち同然で結婚していました。彼女を認めない祖父の伯爵は、セドリックだけを呼び寄せ、母親は近くで暮らすことだけは許します。
 何も知らないセドリックは祖父の伯爵の元で暮らすようになり、その無邪気さに祖父の頑なな心は次第に溶かされていきます。
 そんな時、伯爵の長男の子どもと名乗る少年が母親と共に現れ、自分こそが跡取りと主張し始めます。
 伯爵はようやく気付きます。跡取りなどと関係なく、どれほどセドリックがいい子で、大切で愛していたかを。そしてそんなセドリックを育てた母親に会ってみたいと。

 この『小公子』のセドリンクのファッション、黒のベルベットに、白いレースの襟の子ども服は、作者のバーネットが自分の子どもの写真を元に挿絵を描かせたそうですが、それを見た当時の若い母親たちがこぞって、自分の幼い息子に着せたそうです。

小公子風の服装の子どもたち

小公子風の服装の子どもたち
20世紀初頭 小公子風の服装の子どもたち


 次にトマス・ヒューズ作『トム・ブラウンの学校生活』のトム・ブラウンです。

ロイヤルドルトン「トム・ブラウンの学校生活」
ロイヤルドルトン フィギュリン「トム・ブラウン」

 イギリスの名門パブリックスクールに通う少年らいく本、野球に似た英国のスポーツ、クリケットのバットを持っています。
 『トム・ブラウンの学校生活』はパブリックスクールの名門、ラグビー校を舞台にした、『チップス先生さようなら』のような学園小説だそうです。
 このロイヤルドルトンのChildren's Literaryとのシリーズで唯一読んでない本なので、これはぜひ読んでみようと思います。訳が古そうなので心配ですが。

トム・ブラウンの学校生活 (上) (岩波文庫)トム・ブラウンの学校生活 (上) (岩波文庫)
(1989)
トマス・ヒューズ

商品詳細を見る


トム・ブラウンの学校生活 (下) (岩波文庫)トム・ブラウンの学校生活 (下) (岩波文庫)
(1989)
トマス・ヒューズ

商品詳細を見る

テーマ:アンティーク - ジャンル:趣味・実用

*** COMMENT ***

コメントの投稿

管理人にだけ読んでもらう

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

プロフィール

サンドラ(bisenco)

  • Author:サンドラ(bisenco)
  • HP『子どものための美しい庭』の管理人をしています。
    HP: http://marieantoinette.himegimi.jp/
    twitter: http://twitter.com/bisenco
    mail: sandra_w24@hotmail.com

最新記事
最新コメント
カテゴリー
ブログ内検索

リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。