アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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マリア・カラスのラストコンサート

 今日は伝説的なソプラノ歌手、マリア・カラスの37回目の命日です。

 マリア・カラスの最後のコンサートツアーは1974年の日本でしたが、その時の記録動画がYoutubeありました。




 映画『永遠のマリア・カラス』(フランコ・ゼフィレッリ監督作 2002年)で、このコンサートがあまりにひどくて引退してしまったとありましたが、歌がひどかったのか、コンサートで会場の雰囲気が微妙だったのか。


『永遠のマリア・カラス』予告

 日本の観客は、よほどのことがない限り、途中退席やブーイングはなく、拍手はするはず。母が以前、ピアニストのホロヴィッツが、だいぶ老いてから日本でのコンサートでコンサートを開いたところ、手が震えたりとひどくて、その後、悔しく思ったホロヴィッツがリベンジコンサートを開いたと言っていたけれど、そんな感じだったのか。

 カラスのコンサート。
 カラスは終始にこやか、観客もあたたかい雰囲気で、二度と歌えなくなるような雰囲気ではなかった。

 1974年、必死の思いで、苦労してチケットを手に入れた観客が大勢いたでしょう。
 昔のレコードは、何度も聞くと擦り消えれてしまったそう。テープは何度も聞くとのびてしまったそう。
 NHKでこのコンサートがテレビ放送された時、テレビにかじりつくようにして見たクラシックファンは大勢いたでしょう。ビデオの普及率はほとんどなく、家族に「しーっ」と言いながら、テレビのスピーカー部分にテープレコーダーを押し付け録音したのでしょう。
 twitterでいくつか思い出話を聞くとそんな場面が想像できました。

 声が割れたりかすれたりはなかった。
 けれど擦り切れるほど聞いたレコードの美声ではなかった。
 クラシックコンサートではまだ経験はないけれど、バレエではものすごく濃密な吸気、観客とダンサーが一体になるような舞台鑑賞は体験したことがあります。
 あたたかい拍手が送られたこと、送ったこと、またつらかったのかと思う。
 あれほどの素晴らしいディーヴァ(歌姫)になると、私ごときに本当の気持ちは分からないけれど。
 ホロヴィッツのように、リベンジはなかった。できなかった。



ビゼー作曲『カルメン』より 「ハバネラ」(1962)


プッチーニ作曲 『トスカ』より 「歌に生き恋に生き」


ベッリーニ作曲 『ノルマ』より 「清らかな女神よ」(1957)

 

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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