アレクサンドラ・イザベルの日記

アンティーク、バラ、陶器の人形、綺麗な絵本、ヨーロッパ映画、バレエなど、好きなものを綴っています。

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『スイスの絵本画家 クライドルフの世界』 横浜

 『スイスの絵本画家 クライドルフの世界』が横浜のそごう美術館で1/30(水)~2/24(日)の期間、開催されます。
 2012年6月~7月に渋谷Bunkamuraで開催された美術展の巡回、横浜が最後になります。

 『スイスの絵本画家 クライドルフの世界』
 そごう美術館(横浜) 2013/1/30(水)-2/24(日)
 公式HP


クライドルフ


 スイス出身の画家エルンスト・クライドルフ(1863-1956)の描く、植物、花、虫の妖精たちは、シシリー・メアリー・バーカーやエルサ・ベスコフの描く愛らしい花の妖精に比べると、素朴でリアルで、妖精たちはスイスの村の普通の子どもから老人のように、それぞれ日常生活を送っています。


クライドルフ


 花や虫のリアルさは、自然を熱心に観察する少年の眼差しを感じます。華やかできれいなものだけでなく、目立たない植物や、少しぞっとするような虫まで、クライドルフの本ではちゃんと市民権を与えられ、素朴で、とぼけた味わいもあります。自然への少年のような眼差しは、作家のヘルマン・ヘッセと似ているなと思ったら、ヘッセもクライドルフの絵が好きだったそうです。


クライドルフ


クライドルフ


 彼の代表作である『花のメルヘン』『アルプスの花物語』『花を棲みかに』は残念なことに日本では絶版、洋書でも手に入りにくい状態です。
 クライドルフの絵画の原画、それもこんなにたくさん見られることはもうないかもしれません。
 行く事のできる方はぜひぜひお勧めします。


クライドルフ


 このブログや私のHPを訪れてくださる方はやはり女性が多いのでしょうね。
 昆虫はやはり苦手な方が多いのでしょうか。

 実は私は昆虫が好きです。


クライドルフ

 全く詳しくはなく、触ると皮膚がかぶれてしまうよう毛虫は嫌いですが。でも一生懸命、葉を食べる青虫やカイコは好きです。うんしょうんしょと一生懸命歩く姿も好き。
 夏休みに、偶然見つけた、蝉のサナギが孵化する様子も、本当に素晴らしかった。
 カブトムシもクワガタももちろん大好きです。


クライドルフ

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

絵画: キリスト降誕

 クリスマスも過ぎてしまいましたが、Twitterで「キリスト降誕」の素敵な絵画を教えていただいたので、プチ「キリスト降誕」特集を。
 あえて、あまり宗教画のイメージのない3人の絵画を集めてみました。

 ますはフランス象徴派の画家モーリス・ドニです。

「キリスト降誕」 1894
モーリス・ドニ 「キリスト降誕」 1894年


モーリス・ドニ「受胎告知」1913
モーリス・ドニ 「受胎告知」 1913年



 次に後期印象派の画家ポール・ゴーギャンです。
 タヒチの女性で「キリスト降誕」を描いているのがゴーギャンらしく、また新鮮で素敵です。

テ・タマリ・ノ・アトゥア(キリストの誕生)
ポール・ゴーギャン 「テ・タマリ・ノ・アトゥア(キリストの誕生)」 1896年


ゴーギャン 「キリスト降誕」 1896
ポール・ゴーギャン  「キリスト降誕」 1896年
Paul Gauguin, BéBé (The Nativity), 1896.


 最後にマルク・シャガール。

マルク・シャガール「キリスト降誕」
マルク・シャガール 「キリスト降誕」

 クリスマスの絵本のような絵画です。
 

テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

皇妃エリザベートのクリスマス

 アナスタシア皇女、マリー・アントワネットのクリスマスについて書いたので、今度はオーストリア・ハプスブルク家皇妃エリザベートのクリスマスの絵画です。

 関連記事:
 ロシアのクリスマスカードとツリーの前のロマノフ皇女たち
 マリー・アントワネットのクリスマス

エリザベートのクリスマス

 描かれているのは皇帝フランツ・ヨーゼフと皇后エリザベート、娘で次女のマリー・ヴァレリー、長男のルドルフ皇太子とその妻でブルギー王女シュテファニー、二人の一人娘のエリザベート(エルツィ)です。
 エリザベートの孫娘、エルツィは人形をもらって嬉しそうです。手前のベビーベッドは人形用です。

 一見幸せそうなクリスマスですが、皇太子夫妻の仲は冷え切り、またフランツ・ヨーゼフ皇帝とルドルフ皇太子もまた対立状態でした。エリザベートは堅苦しいウィーン宮廷を避け、ずっと旅ばかりでした。


 1888年のクリスマスの夜。
 ルドルフ皇太子は久しぶりに母エリザベートに会います。
 父フランツ・ヨーゼフと政治的に衝突し、宮廷では孤立し、妻シュテファニーとの仲もうまく行かず、カトリックのため離婚は認められず、ルドルフは絶望に追い詰められていました。
 ルドルフはその夜、母にしがみつき、長い間泣いたそうです。
 周囲でさえも感動し、もらい泣きしたその時すら、エリザベートは息子の苦悩に気付きませんでした。

 その一月後、1889年1月30日。
 ウィーンの森の南部マイヤーリンクにある王家の狩猟小屋。
 ルドルフは恋人だった17歳の男爵令嬢と共に、拳銃自殺を遂げます。

 エリザベートはようやく息子の苦しみに気付き、失ったものの大きさに、初めて息子のために泣き崩れました。
 悲しみ、絶望、後悔に、エリザベートは二度と立ち直れず、以後、生涯喪服を脱ぐことはありませんでした。

喪服のエリザベート

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